パワーいっぱいもらえるかな?江ノ島の稚児ヶ淵から更に奥に進むと「岩屋」と言って洞窟がある。パワースポットってことで入場料500円も惜しまず入ってみたものの「願いは叶わないでしょう」と言われるオチw
なーんでよ~~~(T-T)
稚児ヶ淵から少し降りて進むとパワースポット「岩屋(いわや)」というところがあって、友人同士で入るかどうかを少々悩む。
入場料は大人500円。
本当にパワーもらえるのか?
でも・・・ここまで来たんだし、もう二度と来ないかもしれないし・・・などの理由で入ることに(笑
入り口でチケットを購入。入場料は500円です。
入ってすぐに短いトンネルになっていて、いわや洞窟の歴史などが大きいパネルで紹介されている。
岩屋の石造物、江ノ島縁起、江の島の昔、江ノ島の今昔、竜神伝説、地質から見た海食洞の生成過程、江の島の海の生き物、岩屋周辺の鳥・植物などなど、ちゃんと読み出したらあっという間に時間が経ちそうな情報がいっぱい。
パネルでの紹介のトンネルを抜けて左に進む。
人工的な池?があって、その中には竜が飾られている。
本当に江の島は竜と深い関係にあったんだね。
石造物に刻まれているのは、江の島をこよなく愛した20世紀を代表する文化人「与謝野晶子」さんの歌なんだそう。
今からおよそ3000万年くらい前、神奈川県下はほとんど海底で、江の島附近は、静かな海であったらしく砂や泥が厚く積もりました。この地層を葉山層群と呼んでいます。
今から2500万年程前になると、葉山層は陸起し、丹沢から江の島を通り三浦半島、房総半島まで続く長い山脈のようになったのです。その後、葉山層は削られ、その上に次々に新しい地層が積もりました。島の北側には、葉山層の上に積もった逗子層が見られます。現在、藤沢附近では、江の島にのみ葉山層が露出しています。
岩屋も葉山層から出来ていて、多くの断層や細かいひび割れが入り外観からは堆積した面がはっきりしない地層です。江の島は、度々陸起を繰り返し、島が海面に姿を表したのはおよそ7~8万年前のことと考えられています。
何万年も前は江の島が存在していなかったなんて、どうやって知り得るんだろう?
すごく不思議だし、地球って偉大だなーと感じてしまう。
第1岩屋の入り口で貸し出されたロウソク。
ゴールデンウィーク・お盆の時期は来場者が多くて、安全のために貸し出しは中止するみたい。
中は結構暗いのでロウソクがなくどうやって見るんだろう?って気になった。でも最近は携帯もあるし平気っちゃ平気だね
第一岩屋は奥行き152メートルで奥は二手に分かれていて、左側柵の先には「日蓮の寝姿石」がある。
波の力で自然に出来たものにしては、本当に寝てる姿になってるね。
更にその奥は昔から富士山の「氷穴」につながっていると言われていたそうです。
富士山とつながってるってすごい。
右側の先にあるのは「江島神社」の発祥の場所で、欽明天皇13年(552年)にこの地に鎮座されました。
石造物は、弁財天を奉っていた庶民の信仰の対象になって岩屋詣でに来た印に色んな石造物を奉納してったもので今も残ってるんだそうです。
第二岩屋に行くには一度外に出る。
灰皿が置いてあるとはなんと寛大なのでしょう!
海を眺めつつ進むと、第2岩屋の入り口。
江の島生まれの伝説「天女と五頭龍」は、五つの頭を持つ悪い龍が村人を苦しませていたけど、ある日あらわれた天女の美しさに恋して、心を改め悪行をやめてめでたく結婚したお話。
奥に進むと立派な龍が飾られていて、なぜか太鼓があった。
1回叩くと2回光ると思ったのに、1回しか光らないからと下の説明を読まずに何度も叩いてたら、友達に怒られた。
「何度も叩くと・・・・願いは叶わないでしょう」
ここから、海の中を覗くと波間に「亀石」を見れます。波に洗われている姿は、巨大な「亀」が龍宮城へと帰っていくかのように見えます。
本当だ!見えた!
これで岩屋パワースポットめぐりは完了☆
パワー頂きたくて入ったのに、太鼓何度も叩いちゃったから「願いは叶わない」と宣言され・・・
う~ん、大丈夫かな?笑
最後、戻るときに不思議な場所にあった階段。
きっと誰かがのぼってたってことかな?作りがそんなに古くないように見えるのがびっくりだけど・・・。