前から気になっていたアイヌコタン。ポロンノでアイヌ料理を食べた感想とマツネシリ民芸店でお土産を買ったりの話。
アイヌ村到着!
アイヌ村と勝手に呼んでるけど、「アイヌ部落」が正式な名称なのかな。
本には「阿寒湖アイヌコタン」って載ってた。「コタン」は“集落”のことなんだって。
行った時期は「海の日」である20日なのに!全然人がいなかった。
すごく暑いから皆さん海や山に流れちゃったのかな〜
観光は少しお預けして、先に腹ごしらえをしよう。
ポロンノでランチ
午後1時近いのもあって、観光本で見てたお目当のお店「民芸喫茶ポロンノ」にランチを食べに。
メニューが飾られている。どんな味か気になる。
民芸喫茶ということもあってか、初めて見る名前の茶も種類豊富っぽ。
暑いから中に入って悩むことに。
店内の雰囲気はこんな感じ↓
写真で改めて見ると、気持ちが暖かくなるような感じがするが、
店内は扇風機の風だけでも気持ちよい涼しさだった。
自然を大事にするというアイヌ民族らしさとして見受けられる木の民芸品。
店内奥もごちゃごちゃとしてるけど、何か情緒がある♪
客は私たちしかいなかったので、あまり店内をウロウロすると悪いかなと思って、見に行けなかった(笑
では、じっくりメニューを見てみよう。
〜アイヌ料理の店〜民芸喫茶ポロンノメニュー♪
飲み物メニュー:
ポロンノおすすめハーブティーを頼んでみた。
シケレベ茶 350円
渋みの強い味。普通に飲めるけど、後味が残る。
砂糖のスプーンが独特〜
お酒のメニューもあった。
一品料理のページには「キトキムチ」ってのが気になるけど、うーんやめとこうw
うちのお母さんのキムチに勝るものはないからね!笑
ポロンノ名物!ポッチェイモ 450円。名物って言うくらいだから頼んでみないとって思った。
あと、主食としてポッチェピザ 750円を。
こちら↓がポッチェイモ。
「越冬して凍らせたジャガイモで作るポッチェイモ」と本に書いてあった。
味は・・・はっきり言って、苦手。
歯応えがあるけど、なんか臭い。なんとも言えない独特な香り。
越冬してきたじゃがいもだからでしょうか。
上にバターがのってても私には次はないと断言したい苦手さと言える(^-^;
ポッチェピザ。
ピザ自体は美味しいけど、やっぱり生地から独特な香りというか味がする。
次はユック丼 1000円。
タレに漬け込んだ鹿肉をのっけてるらしい。
これは友達が頼んだもの。
鹿肉自体が苦手だけど、味見させてもらった。
友達と私の共通した感想として、
「鹿肉をにんにくで味付けしたため、鹿肉の臭みはあまり感じないけど、噛み切れないほどしつこい感じ」
☆この「ポロンノ」という店の変なところを一つ書いておきたい。
トイレがおかしかった。
入ったドアとは別に、厨房からつながってるだろうドアがトイレの室内にもう一つある。
不安だから鍵を閉めるべきなのかと悩むじゃんね〜
閉めなくても当たり前だけど、誰も入った来なかったよ。でもなんか変!!(笑
もし、絶対間違って入ることないです!って言われても、本当に絶対かよ?!うっかり入っちゃうこと本当ないのかよ?と言いたいところだ。
アイヌ語を覚えちゃおう!
店内にあった簡単なアイヌ語講座♪
- イランカラプテ [irankarapte]:こんにちは
- エイワンケ ヤ? [e=iwanke ya]:元気ですか?
- ポンノ シニアン ロ [pon no shini=an ro]:少し休みましょう。
- タント シリピリカ シリ [tanto sirpirka siri]:今日はいい天気ですね。
- カンナ スイ エク ハニ! [kanna suy ek hani]:また来てね。
- スイ ウヌカラ アン ロ [suy unukar an ro]:またお会いしましょう。
アクセス | |
---|---|
駐車場 | 通り内に適当に停めた |
WEB | https://www.poronno.com/ |
マツネシリ民芸店でお土産
ポロンノで昼食をとって、少し開いてるお店でも見ていこうかと思ってて外に出たら、面白いコメント入りの看板やらが飾ってあるお土産屋さんを発見したの。
その名は「マツネシリ民芸店」。
木で出来た民芸品を中心として販売してるお店っぽい。
「たのむから見てって」とか
その割には誰もいないし、「入ったらタイホじゃ!!」って書かれてたりしてね(笑
面白いなーと思って友達と店の前で話してたら、自転車に乗ったおじさんが登場して来た。
どうやらこのおじさんが店主のようだ。
“今ね、阿寒岳登りに行って来たんだ”って声をかけて来る愛想の良い明るいおじさんは、一緒に山登りに行って遅れを取っていた奥さんを置いて来ちゃったって話す。いいんかいw置いて来ちゃって(笑
店内に入れるように開けてくれたので、見ていくことに。
「金のなる木」っていいね〜
おじさんが難しい作品を作っていて、可愛いキーホルダーとか小さいものは奥さんが作ったものも多数あった。
もうね、立派な作品は高すぎて、軽い気持ちで観光に来た私には手が出せないと思った(笑
店内の写真をいっぱい撮って載せたいと思ったけど、作品のデザインはすぐコピーされてしまうから、載せないでくれとのこと。
購入したフクロウのストラップとか超可愛いからぜひブログに載せたいなーと思ってたけど、作る側としてはコピーされてもっと安い値段で売られて〜などなどやられるとたまったもんじゃないからねw
お土産でフクロウのストラップやらと、ペットのハムスター・マロンくんのためにも木で作ったミニベンチを♪買ったよ。
ミニベンチはハムスターサイズでちょうどいいじゃん!って思ったけど、マロンくんはカリカリと歯をとぐのに使ってたw
気さくなおじさんはオススメ観光地を教えてくれたり、本格的に登山もしちゃう人みたいで山のことも教えてくれたりしたよ。
立派な民芸品でも、小さなお土産でも、アイヌコタンへ行ったら「マツネシリ民芸店」に寄って見るといいかも♪
住所 | 〒085-0467 北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉4-7-84 |
---|---|
電話番号 | 0154-67-2727 |
営業時間 | おじさんが居る時 |
アクセス | |
WEB | https://www.akanainu.jp/ |
アイヌコタンは思ったより全然人がいなくて、正直戸惑った。
観光地に行く感覚だったから、多少は人で賑わってるかも?と思ってたんだけどね。
人がいない=車も少ない。
ラッキーかもだけど、アイヌコタンのお土産屋が並ぶ通りに堂々と駐車できちゃった。
マツネシリ民芸店のおじさんは明るく話しやすい人だったけど、ポロンノでは完全無口というか必要最低な言葉しか交わさなかった。
もし、おじさんに会わなかったら、まずい飯を食った場所としか記憶に残らない場所だった。
お店もやってるかやってないかわからないくらい、通り全体が静か。
住宅地かってくらい静かだったよ(笑
だから、行きたいと思ってた「阿寒湖アイヌシアターイコロ」も簡単に行くのをやめようと決めてアイヌコタンを後にした。
機会があれば、2度目があるかもしれない。
でも、自ら2度目を作ることはないかも。
※2015年7月の記事です。
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