レオナルド・ダ・ヴィンチも建築に加わったらしいスフォルツェスコ城と周辺を散策。不親切だったパニーニ屋台での出来事と、親切だった屋台で食べたカルツォーネとエスプレッソ♪観光スポットとしても良し、緑の多い公園でピクニックでも良し。
ドゥオーモ(Duomo)から歩行者天国のダンテ通り(Via Dante)を抜けたところで見えたのは、ラルゴ・カイローリ
正直、この像はなんだか良くわかりませんw
ラルゴ・カイローリの周りを走る路面電車。
もう少し進むと目的地のスフォルツェスコ城が見えてきた!
スフォルツェスコ・・・長い名前だね(笑)言いにくくて未だにちゃんと言えない
スフォルツェスコ城は、昔居城として建てた城塞で、今では美術館としても公開されてる。
スフォルツェスコ城を前にして、左側の道にそれる。「パニーノ」の屋台があるという情報があったの♪朝、ミラノまでのバスの中で添乗員さんが配ってくれた地図で確認してた通り、進むとあった
種類がいっぱい!
いっぱいありすぎてどれにしたらいいかわからない・・・
ではでは、覚えたイタリア語を使ってみよう!
ちょうど、スタッフらしき中の人がお店の窓?をあけてたので声をかけてみる。
「Scusi(すいません)」
中に人はいるし、そんなに小さな声で呼んでるわけでもないのに、反応無し。
やっと、窓付近に中の女の人が来たので、もう一度!「Scusi」。
そしたら、すごく怪訝そうな顔をして近づいてきた女の人。
「Cosa consigli?(何がオススメですか?)」って聞いたら、いきなり大きな声で「え?!」だって。
私の発音が悪いのかな・・・もう一度「Cosa consigli?」と聞くと、今度の答えは「No」だって。
こっちこそ、え?!だよ
オススメが無い?!
私の片言イタリア語がダメダメだったのかな?「What do you recommend?」と聞きなおしても答えは変わらず「No」
なんか失礼なことをしてしまったのかな?まだオープンしてなかったのかな?
言葉が通じないので、とりあえず店から離れる。。。
なんだったんでしょう・・・未だに理解不能です
ということで、スフォルツェスコ城前の道を左に行ったところのパニーノ屋台は、イタリア慣れしていない旅行客にはオススメできません
片言とは言え、イタリア語でオススメを聞いてるだけなのに、「オススメが無い」と答える販売員って・・・あまりにも不親切だし、こっちの気分も悪くなる・・・。
見た目、金髪で40代くらいの女性がいるパニーニ屋さんを気をつけよう!
口がポカーンと開いてしまう出来事を背に、友達と私は仕方なくスフォルツェスコ城前に向かう。
甘栗を炒ってるお兄さん発見!その横に小さな屋台を発見!
「甘栗」としっかり漢字で書かれているのを見ると、イタリアでも甘栗を求めるアジア人がいるってことだよね?きっと中国人かもしれない。と思ったのは、添乗員さんが言ってた話で。
イタリアではほとんどの観光バスで飲食がドライバーさんによって禁止されてるらしいの。それは中国人とかが甘栗を食べてはその甘栗を剥いた皮を、バスの中でバスの床にポロポロと落とし捨てるから、清掃という無駄な仕事を増やしたくないイタリア人としては飲食禁止にしたほうが手っ取り早い!ということらしい(笑
ここでも言葉が通じなくて買えないのではないかと不安で、友達とメニューをじっくり眺めてたら、中のお兄さんが「Buongiorno」と挨拶してくれた
ここではちゃんと買えそうな感じがしたので、早速注文
私はマルゲリータのカルツォーネ(CALZONE AL FORNO MARGHERITA) €2.50
友達はハムとチーズのパニーニ(Prosciutto Cotto Fontina) €3.00
調理を始めたお兄さん。
ついでにエスプレッソ €1とカプチーノ €2。
初めてイタリアで味わうエスプレッソ
前にあるこの袋たちから選んで入れて飲むように言って来た。
どれを入れたらいいのだろう?わからないので、ここでも覚えたイタリア語を活用。
「Cosa consigli?(何がオススメですか?)」
そしたら、屋台のお兄様は優しく、左から2番目にあったブラウンシュガーを出してくれた。
日本・イタリア合わせても、こういう小さなコップに入ってる本格的なエスプレッソは初めて飲んだけど、私好みの味!
苦いけど、追加したブラウンシュガーの甘みがとても合う
スフォルツェスコ城付近にあったベンチに座って食べることに
カルツォーネを食べたのも初めて。マルゲリータということで、味はマルゲリータピザよりも中がとろ~りしていて美味しい♪軽食でも温かいものを食べられると嬉しい
ハトに狙われています。
友達の食べたパニーニも味見させてもらったけど、さっぱりしたハムが美味しかった
城周辺には、犬を連れ散歩する人々が多かった
ではでは、おなかもいっぱいになったところで、いよいよスフォルツェスコ城内に入ってみる。
2015年にはミラノでEXPOがあるらしい。
そのブースなのでしょうか?旗が立ってた。
#BCM13・・・どんな意味なんだろう?謎w
誰かわかる方いたら教えてください
更に城の奥に進む。
日本でもお城の周りはこういう感じに窪みがあって、橋を渡らないとお城に入れない作り、多いよね。
みんななぜかここで記念撮影をしてるので、私たちも記念撮影。
記念撮影してる私たちに、イタリア人っぽいおば様が聞き取れない言語で一生懸命話しかけてくる。ジェスチャーをみてみる限り「二人の写真撮ってあげるよ」だと思う。
友達と私は警戒態勢に入り、「No Grazie」「No Thank you」を連呼(笑
海外では写真とってあげると言っては、カメラ持って逃げられると良く聞く話だからかもしれない
本当に好意で言ってくれてたかもしれないおば様には申し訳ないけど、用心して悪いことはないよね
城の真ん中を突っ切って出たところは開けてた!
センピオーネ公園(Parco Sempione)はすごく広いらしい。行きたかったけど、あとから観光本で確認した地図を見て思ったのは行かなくて正解・・・短い自由時間だったため、この公園行ってたら集合時間まで戻れなかったかもしれない
奥に見えるのは、新古典様式の凱旋門で「平和の門(Arco della Pace)」だと言うらしい♪
またミラノに来ることがあったら是非散歩してみたい
スフォルツァ城内も軽くだけど、見たわけだし、今度はお城の外側からぐるーっとまわってみよう!
とても天気の良いこの日、ミラノを散策できたことはラッキー
ドゥオーモへ戻るときの横断歩道。